テーマは「挑戦」。成功だけでなく、挫折や失敗もリアルに伝えるリクルーティングサイト。
東急不動産新卒採用サイトリニューアル
CLIENT
東急不動産株式会社


OVERVIEW
就活生が持つイメージとリアルのギャップを埋める。
東急不動産は渋谷をホームグラウンドに都市開発・まちづくりを手掛け、都会的でスタイリッシュなイメージがある。就活生からも人気が高いが、入社するとスマートに進まず粘り強さが必要な仕事、困難な仕事もあり、理想と現実の差に悩む新入社員も多い。東急不動産は挑戦を繰り返してきた歴史があり、枠に収まらない挑戦心を持った人材を求めていたが、就活生が抱くイメージとは異なっており、このギャップを埋めることが課題であった。
そのため「応募者の質の向上」と「企業理解の向上」を目的に、新卒採用サイトのリニューアルを決断。博報堂アイ・スタジオはサイト全体を「挑戦」文脈で構築し、就活生がサイトを通して企業文化を体験できるような情報設計を提案。ターゲットである大学生に近い世代の若手社員を中心とした体制を整えたことも評価され、パートナーとして選定された。


CREATIVE
スタイリッシュな従来のイメージを転換する。
リニューアル前はクリーンな印象のサイトだったが、挑戦心を持つ就活生にターゲットを絞って従来のイメージを転換することに挑戦した。記事ページはドキュメンタリーの手法を取り入れ作成。成功だけでなく、挫折、失敗、困難も隠さずに表現し、その先にある達成感や成長していくストーリーを作り上げた。
デザインでは力強さや荒々しさを感じるザラザラしたテクスチャを採用。構成はあえてテンプレートを作らず、整理しすぎないことで、型にはまらない人物像を表現した。また、現場の空気感とリアルに働く姿をイメージできるように、仕事をしているナチュラルな表情と風景を撮影し、入社前後のギャップを埋めることを狙った。


VALUE
「東急不動産で働く」ことをリアルに感じられる。
全ページの閲覧平均時間は4分30秒以上、記事ページは4分前後で、ほとんどのサイト訪問者が記事ページにアクセスし、内容を読んでいることがうかがえる。2025年の内定者からは「内容が充実している」「東急不動産で働くビジョンの解像度が上がった」と評価され、東急不動産で働くということをリアルに伝えられている。
プロジェクトを推進した東急不動産の担当者と当社の担当者は、お互いに若手社員が中心だったこともあり、東急不動産内での意識統一に苦戦しながらも、これまでのイメージを一緒に転換するという強い意思を持ちチャレンジした。そのためにコミュニケーションを密に取り、イメージ転換に不安視する声もある中、共に戦うことで挑戦心あふれるWebサイト構築を実現することができた。
STAFF
更新
Project Leader
Shion Kubo
Producer
Akiyoshi Honda
Director
Inoue Misaki, Ryousuke Fujii
Interactive Director
Kengo Tatsuzawa
Designer
Yui Wada
Writer
Momoko Kita
Technical Director
Anan Onoda
Front-End Engineer
Shinnosuke Yazaki, Keita Kojima
Accessibility Checker
Yuko Yamanaka
Special Thanks
Takumi Maezawa, Miki Funatsu, Hiroshi Koi