デジタルならではの「新しい読書体験」に挑戦
かいけつゾロリ「バーチャルゾロリ城」
CLIENT
株式会社ポプラ社


OVERVIEW
子どもの「面白い本を読みたい」に35年間応え続けてきたかいけつゾロリの新たな挑戦。
デジタル化が加速する時代に、デジタルだからこそできる表現で一冊の本からどこまで面白いものが作れるだろう?という「読書体験の拡張」をテーマに、初のオリジナルアプリ「バーチャルゾロリ城」をリリース。
電子=便利ではなく、もっと本の世界に夢中になれるデジタル上での新たな読書体験を実現していった。


CREATIVE
出版社とタッグを組んで挑んだ、ゾロリらしい新しい読書体験のカタチ。
原作者である原ゆたか先生をはじめ、子どもたちにゾロリを通して楽しい体験を届けてきたポプラ社の方々と、デジタルクリエイティブを得意とする博報堂アイ・スタジオが共に考え、議論を重ねて、共創していくことで、バーチャルゾロリ城を立ち上げていった。
原ゆたか先生の設計図を元に3DCGで忠実に再現されたバーチャルゾロリ城には、書籍の世界が再現されたマイルームやゲームセンターなど、ゾロリの世界に入り込める様々な仕掛けを詰め込んだ。さらに、新たな試みとして挑戦したのが「リーディングクエスト」。本を読み進めながらゲームに挑戦できるデジタルならではの体験で、ゾロリたちと一緒に冒険できる没入感ある読書体験を作り上げた。


VALUE
ファンの期待に応え、満足度の高いアプリを実現。リリース後は、SNSやレビューにはたくさんのファンからのメッセージや、子どもたちが毎日楽しんでいる様子を伝える投稿が溢れ、かいけつゾロリ35周年の新たな挑戦として、児童書の未来へ繋がる新たな一歩を踏み出した。
現在も、アニメや書籍の配信や、ファンの期待に応える新コンテンツのリリースなど、デジタルならではの体験価値を広げながら、ずっと遊んでもらえる場所として、着実に成長を続けている。
RESULT
- 京都アニものづくりアワード2023:テクノロジー・イノベーション部門 - 銀賞
STAFF
更新
- Project Produce/Business produce - Yasutaka Yoshizawa 
- Project Produce/Interactive Direction - Tomoya Ikeda 
- CopyWriting/Story Writing - Ryuto Jingu 
- Art Direction/Design - Takayasu Sagawa 
- Design - Akari Tanaka 
- Illust Direction - Madoka Kimura 
- Application Technical Direction - Hideki Okada 
- Backend Technical Direction - Keiichi Kanaya 
- Backend Engineering - Shunpei Yamasaki 
- Infrastructure Technical Direction - Yusuke Sakurai 
- Project Management Direction - Nobuyuki Nagai 
- Quality Management Direction - Satoru Yoshida 
- Production Direction - Fuya Ozaki,Hiroshi Goto 
- Secretariat Direction - Yoko Ogasawara,Yasuhiro Oda 
- Contract Compliance Direction - Chieko Nagashima 
- Website|Art Direction/Design - Momoka Kurajo,Natsumi Kosaka 
- Website|Information Architecture/Copy Writing - Yuiko Tate 
- Website|Frontend Technical Direction - Hiroshi Koi 
- Website|Data Analysis - Jun Muramatsu