株式会社 博報堂DYホールディングスの傘下にある株式会社 博報堂アイ・スタジオは、国連開発計画(UNDP)が2018年より世界各国で進めている「SDGインパクト」の取り組み普及のための特設サイト制作プロジェクトに参画いたしました。
また、世界に先駆けて「SDGインパクト基準研修」を日本で開始するために3年ぶりに来日したUNDPのアヒム・シュタイナー総裁より、当社が参画するクリエイティブ・ボランティアの活動に対する感謝状を拝受いたしました。
SDGsの目標期限である2030年まであと8年を切りましたが、SDGsは多くの企業や組織の事業活動に導入されてきています。次の段階として、より本質的な経営・事業の中核にSDGsを組み込み、実践し、社会課題解決に向けたインパクトを創出していく必要があります。これらの活動をわかりやすく説明するために「SDGインパクト」特設サイト制作にご協力いたしました。このサイトでは、「SDGインパクト」の濃い内容を最大限わかりやすく、かつ各種関連情報に迷わずたどり着けるように情報整理とデザインを行い、インパクトがありつつも本プロジェクトの第一歩としてふさわしい佇まいになるよう表現いたしました。
また、7月14日に世界に先駆けて行われた「SDGインパクト基準研修」のグローバル発表会において、UNDPのアヒム・シュタイナー総裁より、以下のコメントとともに感謝状を拝受いたしました。

【アヒム・シュタイナー総裁のコメント】
「博報堂DYグループのみなさまには、このプロジェクトにもたらしたビジョンだけでなく、プロフェッショナリズム、力量、そしてコミットメントに対して、まずお礼を申し上げたいと思います。
わたしたちは、みなさまと一緒に仕事ができることを、本当に誇りに思っています。
今回は、会社として取り組んでくださったものではありますが、会社全体だけでなく、関わっていただいた一人ひとりに感謝しています。
みなさまのコミットメントの高さに加えて、御社とパートナーシップを築いたことで、わたしたちは、この仕事を前に進めることができました。
このプロジェクトは、官民一体となったサクセス・ストーリーです。
みなさまの貢献に、改めて感謝いたします。
これからも、わたしたちとともに歩んでいきましょう。」
感謝状を拝受し、当活動のプロデューサーを務める博報堂DYホールディングスSDGs推進担当部長の川廷昌弘は、以下のように挨拶いたしました。
「これまでわたしたち博報堂DYホールディングスは、UNDPのみなさまとコミュニケーション活動においてパートナーシップを深めてきました。
2019年には「ADP=新規医療技術のアクセスと提供に関するパートナーシップ」のパンフレットを、2021年には「UNDP民間連携Webサイト」を、制作しました。そして今回の「SDGインパクト」の普及サイトです。
これらの制作でわたしたちが知り得たのは、SDGs達成に向けたUNDPの役割と、国際協力における企業の役割の重要性です。
これまでのクリエイティブ・ボランティアは、いずれも若手社員の柔軟で自由な発想によって、お手伝いをさせていただきました。わたしたちにとっては、貴重な社員の育成の機会にもなっています。
わたしたち博報堂DYホールディングスは、生活者発想とパートナー主義をポリシーに、生活者と社会の幸せを生み、つなげ、ともに広げていくことを目指しています。
これからもUNDPのみなさまとのパートナーシップを大切にし、SDGs達成に貢献してまいります。シュタイナー総裁、UNDPのみなさま、本日はありがとうございました。」

【「SDGインパクト」特設サイト スタッフリスト】
プロデューサー:川廷昌弘(博報堂DYホールディングス)
クリエイティブディレクター/コピーライター:井口雄大(博報堂)
アートディレクター:清水千春(博報堂)
コピーライター:高橋かのん(博報堂)
Web制作プロデューサー:石割竜輝(博報堂アイ・スタジオ)
Web制作ディレクター:笠原実祥(博報堂アイ・スタジオ)
Web制作デザイナー:小坂夏未(博報堂アイ・スタジオ)
Web制作エンジニア:福本真知(博報堂アイ・スタジオ)
博報堂アイ・スタジオは、博報堂DYホールディングスが推進する気候変動対策や、健康経営をはじめとしたサステナビリティへの取り組みに協力してまいります。
博報堂アイ・スタジオは、博報堂DYホールディングス中期経営計画※1に位置付けられた取り組むべき重要なテーマの1つ、「サステナブルな企業経営のための基盤強化」に従い、今後もサステナブルな経営環境整備に協力してまいります。
※1 博報堂DYホールディングスの中期経営計画はこちら。
https://www.hakuhodody-holdings.co.jp/group/businessplan.html