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長期インターン体験記|広告制作の現場で得たもの

浦上 諒大
2026-03-27
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「広告業界の仕事って、実際にはどんなことをしているんだろう?」 「インターン生でも、責任のある実務に関われるの?」 そんな疑問や不安を抱える就活生も多いのではないでしょうか。

博報堂アイ・スタジオ(以下、アイスタ)では、2025年6月より初の長期インターンシップをスタートしました。 選ばれた4名の第一期生たちは、約10カ月間にわたり、現場で社員さながら数々の案件に挑戦してきました。

今回は、そんなインターン生4名が集まり、実務で直面した壁や、それを支えたアイスタのカルチャー、そして自分たちの中に生まれた変化について語り合います。 これから広告業界を目指す方や、アイスタの雰囲気を知りたい方にとって、一歩踏み出すためのヒントが詰まったトークをお届けします。


浦上:みなさん、こんにちは!

椎名:私たちは、アイスタの「長期インターンシップ第一期生」です!
気づけばこのインターンが始まってから約10カ月が経とうとしています。

田中:就職活動(以降、就活)をしている私たちにとって、このインターンは単なる広告業務の学び以上に、自分自身の将来や価値観と向き合う濃い時間になりました。

清水:そして、私たちが体感したリアルな経験が、広告に興味がある就活生やアイスタってどんなところなんだろう?と思っているみなさんのヒントになればと思い、この記事を書きました。

椎名:これまでを振り返りながら、アイスタの魅力と実際に私たちが何を感じて、どう成長できたのかをお届けしたいと思います!

田中:それでは、私たちのリアルな軌跡、スタートです!

1.インターン生がどこまでできる?業務のリアル

浦上:まずは僕たちが「実際にどんな業務を経験しているのか」というところからお話ししましょうか!

田中:業務ではインターン生一人ひとりに対して、それぞれ別のメンターの方がついてくださいました。メンターの方は、新入社員や若手社員の指導役として成長をサポートしてくださいます。

清水:メンターの方によって担当する案件も業務内容も結構違っているよね。

Q1.アイスタのインターンでは、どんな業務に挑戦していますか?

浦上:僕はオンラインイベントの企画や、公式SNSの投稿コンテンツ制作など、クリエイティブな業務を中心に携わりました。イベントの企画では、情報解禁やキャスティングに関する業務にまで関わらせていただき、日々業務のスケールや社会への影響力の大きさを肌で感じていました。
インターンを始める前まで、クリエイティブというと「ひらめき」というイメージがありました。ですが、日々の業務を通じて丁寧な情報収集を大切にすることで「生活者」に寄り添うことができるのだとわかりました。

椎名:私は特にリサーチ業務に注力しました。例えばWebサイトリニューアルの案件では、単なる調査だけでなく「リニューアルの目的定義」から携わりました。競合他社の分析や、ターゲットの口コミからインサイト(隠れた本音)を導き出すなど、最初は情報の扱いに戸惑うこともありました。しかし、メンターの方が「集めた情報からどうやってクライアント企業の真の課題を見つけ、提案に落とし込むか」というプロセスを間近で見せてくださったおかげで、リサーチから提案までの業務ステップを深く理解できるようになりました。

清水:私はクライアント企業のWebサイトリニューアルに向けて情報精査をしました。
簡単にいうと現Webサイトの構成を整理する業務です。単なるデータの「整理整頓」ではなく、「このページが何のためにあるのか」を考え直し、訪れる人や検索エンジンにとって最適な構造を築く土台作りの作業です。
併せて、アイデアのヒントとなるリファレンス収集も実施しました。生活者が普段どんなWebサイトに触れ、何に興味を持っているのか、その構成要素を徹底的に調べました。これまで無意識に見ていた画面の細部にまで目が向くようになり、非常にワクワクする作業でした!

田中:私はWebサイトの構成企画や、SNSなどを使ったデジタル施策の企画立案をメインに行いました。みんなと一味違った業務で言うと、メッセージアプリで使用するスタンプのポーズやセリフ考案ですかね!他にも、実際社員の方が行うミーティングに参加させていただくなど、「実務経験」を積むことができています!自分で作成した提案資料がそのままクライアント企業に提出する資料として使われたり、業務で関わった広告を出勤途中に見かけたり、開催されているイベントに足を運んだり、この10カ月でさまざまなやりがいを感じることができています!

椎名:実際に自分たちで考えたものが、案件に反映されるかもしれないっていう緊張感とやりがいは、すごかったよね。

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Q2.「やりがい」を一番感じたのはどんなときですか?

浦上:自分の企画が採用され、実際にカタチとなっていったときです。
はじめは右も左も分からずでしたが、生活者目線で徹底的なリサーチを重ね、論理的に提案するノウハウを丁寧に教えていただいたことで、提案力がみるみる伸びました。
業務を始めた当初は、担当するクライアント企業がどれも耳馴染みある名前ばかりだったので「自分なんかに務まるのかな・・・」と不安に駆られることもしばしばありました。しかしその分、自分のアイデアが社会や生活者に与えるインパクトも大きく、成果を出したときのやりがいは本当に大きなものでした。

清水:規模の大きさはもちろん感じましたが、私にとって一番やりがいがあったのはアイスタのコーポレートサイトブログ、Whaleの記事作成です。構成の考案からインタビュー質問作成、執筆まで、一連の流れを全て体験させてもらえました。自分で考えたことが世に放たれるというのは、最初はなんだか不思議な感覚でした。でも、社員の方の手厚いサポートを受けて形になったのを見たとき、半端ない達成感が生まれました!

2.業務で感じた壁、乗り越えられた訳

椎名:温かくサポートしてもらったけど、もちろん業務は簡単じゃなかった。結構、壁にもぶつかったよね。

清水:うんうん。資料作成とか、企画の練り直しとか…。

Q3.業務の中で一番「大変だった」「苦労した」のはどんなことですか?

椎名:難しかったのは、「課題の本質」を自分で定義することです。クライアント企業からの課題をそのまま受け取るのではなく、まず「その課題設定は本当に正しいのか?」という問いからスタートしました。競合調査や口コミを分析し、集めた情報をもとに「本当の問題はここにあるはずだ」という自分なりの仮説を立てました。しかし、明確な正解がない中で、収集したデータを根拠に論理を組み立てるプロセスは一筋縄ではいきませんでした。

清水:私は「自分のアイデアに自信を持つこと」が一番大変でしたね。ある業務でアイデア出しを任された際、自分が考えた意見を、恥ずかしがりながら遠慮がちにメンターの方に共有してしまったんです。「なんで照れてるんだよ(笑)」と言われてしまいました(泣)。時間をかけて根拠もあるアイデアなんだから、もっと自信を持つべきだとアドバイスをいただきました。クリエイティブに何か物事を考えることは好きなのですが、それを堂々と、そして説得力を持って説明するのが下手だったんです。

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Q4.その苦労を、どうやって乗り越えましたか?

椎名:私はメンターの方に自分の考えを聞いてもらう壁打ちをお願いしました。自分なりに仮説と根拠を整理した上で、答えだけでなく「どういう順序でそこまで考えたのか」という頭の中の思考回路そのものを開示しました。すると、「この角度から見るとどうなる?」「もっとなぜを突き詰めてみよう」と、自分ひとりでは気づけなかった新しい視点をもらえたんです。この「自分の考えを開示し、フィードバックを得て、再び思考を深める」というサイクルを繰り返すことで、思考の幅が広がり、問題の本質に迫るための気づく力が鍛えられたと感じています!

清水:とにかく根拠を明確にすることを徹底的に意識しました。単なる思い付きで終わらせずに「こんなデータがあるから、こう考えたというように、理由や背景をセットで説明するようになりました。「このアイデアが良い」という感性だけではなく、データやインサイト、競合分析をしてみることでアイデアの信頼性が増すのです。なんだか特別なスキルや能力には聞こえないかもしれませんが、私はこの経験を通して「自分の言葉で説明する力」がついたと胸を張って言えますね。臆せずに相手へ伝えるということは気持ちの良いものです!

3.成長を支えてくれた環境と人の温かさ

清水:とはいえ、いきなり実務って言われても、最初は不安だらけだったし、一人でこの苦労は乗り越えられなかったと思う。

浦上:本当にそう!アイスタの環境のおかげでインターンを伸び伸びと楽しめているし、成長できたと思う。

Q5.アイスタのどんな環境が支えになりましたか?

浦上:迷ったときに真っ先に顔が浮かぶ人がいてくれたことが、何よりの支えでした。
今でも覚えているのは、企画の案出しが難航していたときのことです。メンターの方がとても忙しそうにしている中、ダメ元で連絡してみると、「一人で考えるの行き詰まってたら話しましょう!」とミーティングを取り付けてくれ、すぐに参考資料まで用意してくださったんです。普段から質問しやすい空気感があったので業務上の不安はすぐになくなりました。インターン生ひとりのために、多忙な中でも積極的に丁寧な時間を作ってくださる姿勢から、アイスタの「人を育てよう」という温かさを強く感じました。

田中:業務の質問だけじゃなくて、キャリアの相談とか雑談とかもできたよね。

椎名:公式Webサイトだけじゃ分からない、社員の方の「温かい雰囲気」を肌で感じられたのも、メンターの方やチームのみなさんのおかげだと思う。

浦上:ちなみにメンターの方とのペアは、人事の方が相性を考えて選んでくれたそうですよ!

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田中:アイスタではメンターの方との相談だけではなく、人事の方との面談の機会もあり、大きな支えでした!自分にとって心の面でも業務の進行においても、本当に心強かったです。最近の悩み事や不安についてのヒアリングをしてくださり、空気感もすごく和やかでした。その時々の悩みを親身に聞いてくださるおかげで、毎回頭をすっきりさせることができました!不安をしっかり受け止めてくれる環境はもちろんのこと、インターンに関することだけでなく、就活についてもかなり助けられたのは大きなメリットでした。この面談が自分と向き合い、考えを言葉にして整理するきっかけにもなっていましたね!

清水:オフィスの雰囲気もすごく穏やかで、インターン生をチームの一員として温かく迎え入れてくれたんです!「何かあれば聞いてね」と言われて安心したし、お菓子の差し入れも嬉しかったな~(笑)

4.「アイスタ」のカルチャーとそこで得た成長

田中:ここまで振り返ってきたけど、改めてアイスタってすごく安心して成長できる環境だよね。

浦上:深く業務に関わらせてもらえることもそうだし、人の温かさを感じるのもそう。全てが「挑戦させて、育てよう」っていうカルチャーに基づいている感じがする。

Q6.みなさんが考える「アイスタ」の一番の魅力は何だと思いますか?

浦上:「全部!」と言いたいところですが、あえてひとつに絞るなら「成長環境」かなと思います。フィードバック体制やすぐに質問できる環境のおかげでたくさん吸収できるし、そのインプットを実践していく上で、アイスタだからこその大きな責任感ある業務に挑戦することができました。先輩社員の方が本当に温かく受け止めてくれるので、思い切った挑戦がしやすい空気を感じました。業務によってはインターン生同士の密なチームワークが求められ、取り組む過程でお互い影響し合えたし、それらの経験全てが、自分の成長にとって大きなプラスになったなと感じています。

田中:「実務経験」これですね。長期ということもあり、普段の私たちの生活の中では入り込めない環境や考え方、刺激などを学生のうちから実際に触れることができました。その一方で、いきなり学生が社会人の集団の中に飛び込むわけですから、右も左も分からないという不安もあります。アイスタは「考え方や経験への導線」をしっかり確保してくれました!だから「できることから」という手厚いサポートのもと、安心して自分らしく最大限力を発揮し、さまざまなことを吸収することができました。このあたたかい会社に出会えて良かったと心の底から思います!

清水:そうだね。この安心感があるから、失敗を恐れずに自分の言葉で伝える力がついたと思う。

椎名:うん。単なる仕事体験で終わらせずに、私たちの「思考回路」そのものを鍛えてくれる環境だよね。このあたたかいカルチャーがあったからこそ、高い壁も乗り越えられた気がするな!

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Q7.今振り返ってインターンに挑戦して良かったと思いますか?

浦上:本当に良かったと思います!将来のキャリアに対する解像度を上げながら、実務経験を通して大きく成長できたからです。
一口に「広告業界」といっても、広告会社と制作会社などの違いやそれぞれの強み、その中で自分はどんなことがしたいのか、どんなことにやりがいを感じられるかといった部分は、なかなかネット上の情報を探っているだけでは見えてこないものです。アイスタでは、そうした自分のビジョンをクリアにしながら大きな挑戦をする環境が整っていたので、将来の可能性を最大限に引き出すことができるインターンだと感じています。

椎名:私もこの機会に心から感謝しています。正直、最初は自分が働いている姿なんて全く想像できませんでした。でも実際に実務に深く飛び込んでみたことで、リアルな3年後・5年後が見えるようになったんです。これって、なかなかできない経験だと思います。「入社すること」をゴールにするのではなく、「入社後に何を成し遂げたいか」という視点を持てるようになりました。この経験は、社会人として走り出した後も、迷わず突き進むためのブレない軸になると確信しています!

清水:私は就職先の志望を広告業界に絞っていた中で、インターンを通じてチームで何かを作り上げることが好きなんだと気付きました。自分が求める職業像が明確になったともいえますね。この自己理解が今後のキャリアを切り拓くカギになれば良いなと思っています。新しい挑戦から得られる気づきは、結果の如何にかかわらず、必ずや自身の成長の糧となるものだと改めて感じています。

田中:このインターンに挑戦したことで、新たな考え方に出会えたり、社員の方々から色々なことを吸収できたりして、本当に参加して良かったと思います。
「何が得意で何が不得意か」ということは、自分が一番分かっていると思いがちです。しかし、それまで気づかなかった得意なことが見つかったり、苦手意識があったものが好きになったりと、この期間を通して物事に対する視野が大きく広がりました。
業務を通して「自分と向き合う時間」を持てたことで、より自己理解が深まったと感じています!

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浦上:こうして振り返ってみると、この10カ月間でたくさんの経験ができたよね。

田中:本当にね。この10カ月間、現場の最前線で実務経験ができたことで、ただの学生だった私たちが、ひとつの業務を形にするまでの責任感や、プロの視点を肌で学ぶことができたよね。

清水:そうだね。最初は右も左もわからなかったけど、社員の方と同じ土俵で挑戦させてもらえたからこそ、主体的に動く力や、論理的に提案する力がついて自分でも驚くほど成長したんだと思う。

浦上:インターンをするまで、僕は「自分にできるかな」と画面の前で迷っていました。でも、勇気を出して一歩踏み出してみたら、そこには想像以上に熱くて、自分を変えられる世界が待っていました。

田中:業務は大変だけど、帰りにみんなでご飯に行ったり、励まし合ったりできるのも良い思い出になっているよね!

椎名:この記事が、みなさんの「将来のために、何かを始めてみようかな」という小さな種火になれば嬉しいです。

全員:アイスタに興味を持っているみなさん、広告業界に挑戦してみたいみなさん!次はあなたが一歩を踏み出す番です!それぞれの場所での挑戦を、心から応援しています!

<博報堂アイ・スタジオ 人事からのお知らせ>
長期インターンに関する詳細は新卒採用マイページにご案内いたします。
下記新卒採用Webサイト ≪ENTRY≫よりご登録をお願いいたします。
https://www.i-studio.co.jp/recruit_new/recruit

出演者
浦上 諒大
2025年6月、博報堂アイ・スタジオに長期インターン第1期生として入社。 大学ではマス・メディアを専攻し、文化研究や番組制作など学びは多岐に渡る。 手先が不器用だが絵を描くのは得意。趣味は旅行と居酒屋めぐり。
椎名 遥香
2025年6月、博報堂アイ・スタジオに長期インターン第1期生として入社。 大学では、マーケティングを専攻し、さまざまなビジネスコンテストに参加。子どもが大好きでおつかいイベントなどを企画している。カレンダーの予定をテトリスみたいに埋めるのが最近の楽しみ。
清水 唯愛
2025年6月、博報堂アイ・スタジオに長期インターン第1期生として入社。 大学では、メディアコミュニケーション学科を専攻。マスコミ文章作法や映像制作など実践的な講義に参加。趣味は行ったことのない居酒屋発掘。自分のワクワクのためなら手段はいとわない。
田中 滴
2025年6月、博報堂アイ・スタジオに長期インターン第1期生として入社。 大学では、心理学を専攻。映像やダンスの表現方法について学んでいる。また、ダンスのインストラクターやバックダンサーとしても活動している。特技は、赤ちゃんを笑わせること。
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