パーソナライズ機能を組み込んだ大規模サイトリニューアル

日本たばこ産業コーポレートサイトリニューアル

CLIENT
日本たばこ産業株式会社

OVERVIEW

「情報発信プラットフォーム」から「JTの思いを一人ひとりに届けるプラットフォーム」へ。

日本たばこ産業(以下、JT)は、たばこ事業だけでなく、食品や医薬、新規ビジネスなど多角的に事業を展開している。コーポレートサイトはJTの多様な事業を発信する重要なメディアであり、これまでも情報を発信するプラットフォームとして機能してきたが、来訪者がWebサイトを回遊することを通じて、JTの幅広い活動やその裏にある思いに深く触れていくプラットフォームへ進化するためのリニューアルを実施することになった。

このリニューアルでは、JTの企業思想や日々の取り組みを来訪者に最適な形で届ける企画力に加え、ユーザビリティ改善や回遊性向上、ウェブアクセシビリティ対応、そして何より、4,000ページに及ぶ巨大Webサイトのリニューアルをスケジュールどおりに完遂するフィジビリティが求められた。

2020年のリニューアルに続き、競合提案を経て当社が今回も担当することになった。この際、一人ひとりの興味関心に合わせて情報を届けるパーソナライズ機能のロジックや、それを実現するUI/UXの実行性、幅広い社内の専門スタッフによるプロジェクト体制が評価された。

CREATIVE

4,000ページの大規模リニューアルを計画どおり完遂する、プロジェクトマネジメント。

同時期にJTは新規パーパスとして「心の豊かさを、もっと」を策定。これをWebサイト上で具現化するために新規コンテンツとして、オウンドメディア「こころノート」を立ち上げた。ここでは来訪者を属性や目的ごとのセグメントに分類し、Cookieレスでターゲティングできるツールを活用することで、セグメントに適した記事やコンテンツを出し分けるパーソナライズ機能を実装した。わかりやすいUI/UXで来訪目的を素早く達成してもらったうえで、その関心に合うコンテンツを表示して回遊を促すことで、来訪者がJTの活動や思いに自然と触れていく構造とした。

4,000ページを超える既存Webサイトについても、リニューアルコンセプトに沿って構成をどの程度変える必要があるかを整理し、変更の度合いに応じてパターン分け。あらかじめ得意先を含めたプロジェクトメンバーで共有することで、認識のズレや無駄な手戻りを生まず、ウェブアクセシビリティ(WCAGレベルA)準拠を含めた全面刷新を計画どおりに完了させた。

リニューアル後の運用を見据え、特定の担当者に依存せず、どの会社が実務を担っても一貫した品質を維持できるよう、各パート専用のマニュアル/ガイドラインを複数整備。関係者へのレクチャーもあわせて行うことで、メディアの品質と世界観を保ちながらWebサイトを長く育てていく運用時の判断軸となる土台を整えた。

VALUE

セッション数3.3倍。JTの思いを届けるプラットフォームとして運用中。

公開後1カ月で、記事コンテンツを含むディレクトリのセッション数はオープン前の3.3倍に増加し、回遊性向上の狙いどおりの結果となり、得意先・外部の双方から高い評価を得ることができた。
また、「こころノート」はリニューアル後もJT側の運用で順調にコンテンツを増やし、パーパスを発信し続け、JTへの好意が生まれていくプラットフォームとして機能している。

多数のステークホルダーが関わる大規模なコーポレートサイトのリニューアルを計画どおりに完遂したことで、整備したガイドラインや進行スキームが当社の知見として蓄積された。この基盤をもとに、難易度の高い大規模Webサイトの構築にこれからも積極的に取り組んでいきたい。

STAFF

更新

  • Communication Planner

    Shota Shibata, Tomoko Tanaka

  • Art Director

    Shingo Ashimori

  • Designer

    Haruna Yamaoka

  • Technical Director

    Yuwa Nomoto

  • Frontend Engineer

    Miyu Nakamura, Faizal Abadi

  • Project Management Officer

    Hiroyuki Shizuno

  • Analyst

    Noriko Oda

  • Verifier

    Satoru Yoshida, Yuko Yamanaka

  • Executive Producer

    Kazuhiro Hara

  • Producer

    Haruka Oe

  • Director

    So Kobayashi