ブランドイメージを「マニアックからクールへ」。
提案ツールとしても活用できるUI/UXを実現
STI.jp RENEWAL PROJECT
CLIENT
スバルテクニカインターナショナル株式会社


OVERVIEW
機能訴求からドライビングの楽しさを届けるサイトへ。
自動車パーツの開発・販売を手掛けるスバルテクニカインターナショナル株式会社(以下、STI)は、高機能な製品を開発し、クルマ好きなコアファンから高く支持されていた。モータースポーツにおける実績も豊富だったが、それだけに敷居の高いブランドと認識されやすい課題があった。そのためターゲットを広げていくことを目的に、ブランドイメージを「マニアックからクールへ」と再設計。オフィシャルサイトも機能訴求メインの設計から、パーツから広がるドライビングの楽しさを届ける設計にリニューアルすることになった。また、もともと海外のファンも多いことから、グローバル展開も見据えてサイトを構築する必要があった。


CREATIVE
技術と情熱を注ぎ込んだパーツを、自信を持ってサイトの中心に。
STIの技術と情熱を注ぎ込んだシンボルとして、製品であるパーツをサイト構築の中心に据え、クールな世界観を演出したビジュアルをデザイン。主要5パーツをアート作品のようなイメージで撮影し、パーツに込められた想いを開発者にインタビューして、情熱やこだわりが伝わるコピーを開発した。
また、製品数が多く種類も多岐にわたっているために階層が複雑で、求める製品の詳細にたどり着きにくい課題があったため、情報を整理してスムーズにアクセスできる導線を設計。さらに、SUBARUグループの開発会社と協業して既存のデータベースを生かし、車種とマッチする製品情報を表示できる仕組みを開発した。その結果、直感的に欲しい情報に簡単にたどり着けるUI/UXを実現することができた。


VALUE
商談の提案ツールとしても活用。クールな世界観を、世界へ届ける。
パーツを主役にした“クール”なサイトはクライアントから高い評価を受け、SUBARUグループ内での他案件の指名オファー獲得につながった。w3 Awards(※)ではSilverを受賞し、対外的にも高い評価を得ることができた。
また、STIの製品はSUBARU販売店でも扱っていたが、多種多様なパーツの製品情報を販売員が把握することは難しかったため、ニーズはあっても提案できない機会損失が発生していた。今回のリニューアルにより直感的にわかるUI/UXを開発したことで、販売員が瞬時に車種に合ったパーツを検索できるようになり、商談の提案ツールとしても活用されるようになった。
今後のグローバル展開を意識して、更新を効率化するなどCMS機能を拡充し、シンプルな管理画面のUI/UXも開発。卓越した技術と情熱が注ぎ込まれたプロダクトを持つSTIのクールな世界観を、世界中に発信していきたいと考えている。
※w3 Awards:Webサイト、ビデオ、マーケティング、プログラムなどのインターネット分野において、卓越した創造性を見せた作品に敬意を表して贈られる国際的なアワード。毎年、全世界から5000以上の作品がエントリーされている。
RESULT
- 2023 w3 Awards:General Websites-Automotive - Silver
STAFF
更新
Art Director/Designer
Takumi Maezawa
Interactive Director
Kengo Tatsuzawa,Shingo Ashimori
Technical Director
Tomonori Nomura
Frontend Engineer
Miyu Nakamura
Copywriter
Yu Inagaki
Producer
Shion Kubo
Director
Keita Takahashi,Takuma Suetsugu
Strategic Planner
Yusuke Kobayashi
Project Manager
Hiroyuki Shizuno,Miho Minami