「話そう、知ろう。生理のこと。」
視聴者の共感を獲得する

#NoBagForMe

CLIENT
ユニ・チャーム株式会社

OVERVIEW

ユニ・チャーム株式会社は、「生理用品を買うときに、紙袋を用意されたり、隠すのが当たり前とされている生理や女性のカラダのこと、もっと気兼ねなく話せるように。みんなが正しい知識を持てるように。『話そう、知ろう。生理のこと。』」をキャッチフレーズに、「#NoBagForMe」を展開している。
2021年は、このキャッチフレーズの下、3人の人気女性動画クリエイターを起用。それぞれの視点で生理について動画を制作し、広く共感されることを狙った。

CREATIVE

影響力が大きい動画クリエイターは数多くいるが、今回は女性全般に広く訴求するため「生理について気兼ねなく話せる世の中にしていこう」というメッセージを、親しみやすく発信できる動画クリエイターを選定。視聴者のデモグラフィックデータや再生数だけでなく、コストパフォーマンスの視点も加えながら、数字の裏付けを用いた提案を行った。
また、動画内容を細かく指定することが難しい中、視聴者の共感を高めるため、クリエイターに動画内でコメント欄の積極的な活用を呼びかけてもらった。それにより、コメント欄が活性化し、ファンの間で多くの議論や情報交換が行われ、通常の倍以上のコメントが寄せられプロジェクトの理解・共感に貢献することができた。

VALUE

クリエイターとの動画制作は、通常の広告動画制作と制作プロセスが異なっているが、これまで培ってきたプロジェクトマネジメントの知見を生かし進行。クライアント企業側には、YouTubeチャンネルをメディアと捉え、数値的な根拠のあるクリエイターの提案などを行い、動画クリエイター側には「#NoBagForMe」のプロジェクトコンセプトや制作要件の認識齟齬が起きないよう調整した。
その結果、クリエイターのファンからも「知らない生理用品もあったので、使ってみたいです。」「男性ファンですが、勉強になりました。」など、好意的なコメントが多く寄せられ、生理への正しい知識・理解を広めることに成功した。