
1年目で気づいた、ラフなコミュニケーションの大切さ
入社したばかりのころ、私たちにはアイスタの先輩方がとても眩しく映っていました。一人ひとり個性があって、きらきらしている。宇宙に広がる星みたいだなぁと。
早く馴染みたい、もっと知りたい。そう思っているものの、深く関わるきっかけがつかみにくい。案件の話はするけれど、それ以外は意外と話さない。そんな空気に違和感を覚えつつも、気づいたことがありました。
プロジェクトがうまく進んでいるチームには、ちょっとした雑談やラフなやり取りが自然とあるということ。
「業務外のやりとりが、仕事にも良い影響を与えるのでは?」という仮説のもと、私たちは社内コミュニケーションのきっかけづくりに取り組み始めました。

つながりを楽しく広げる「プロフィール帳×交換ノート」
「思わぬ一面の発見や自然なつながりをつくるには、どんな方法がいいだろう?」
これまでの経験を思い返して出てきたのが、小さいころに楽しんでいたプロフィール帳や交換ノートです。これなら友達と仲を深めるようなコミュニケーションが自然とできる。リレー形式にすれば、きっと全社に広がる。
そんなアイデアから『広い宇宙(アイスタ)の中で、個性豊かに輝く星(社員)たちを見つける。』というコンセプトが生まれ、「UNIST(ユニスタ)」という名前で活動をスタートさせました。

遊び心を大切にした“UNISTらしい”仕掛けづくり
1対1だけの、閉じたやり取りで終わらせたくない。
そこで私たちは、ノートの内容を誰でも見られるように公開し、記入者同士だけでなく、読者ともつながれる場を目指して専用の社内向けWebサイトを制作しました。
WebサイトのトーンはUNISTのテーマである「宇宙」をベースに、見に来た人が楽しくなるようなゲームらしさや遊び心を意識し、UIや演出にもこだわっています。 さらに、全社向けSlackにはノートを読むと正解がわかるその人の一面を答えにしたクイズを投稿し、スタンプで回答できる仕掛けも導入。ちょっとした工夫で、見てもらうだけでなく“参加してもらう”ことを目指しました。

全員が快諾! 挑戦を応援してくれる風土を実感
UNISTは、私たちの自発的なアイデアから生まれ、運営しているプロジェクトです。実現には周囲の協力が欠かせませんでした。
最初は「こんなことをやりたいんです」と上長に相談することからスタートし、ドメイン取得のためにサーバーチームに働きかけたり、役員に直接提案に伺ったり。
私たちの想いを否定する人は一人もいませんでした。「いいね、やってみなよ! 」と快く背中を押してくださる方ばかり。挑戦を応援して、後押ししてくれる風土がアイスタに根付いているのだと実感しました。
そして何より大きかったのは、「やらされている」わけではなく、「自分たちがやりたくて始めた」こと。 この気持ちがあるからこそ、楽しみながら活動を続けているのだと思います。

「若手主導だからこそできる」UNISTのカルチャーづくり
昨年、IST BOARD(社内アワード)のインナー部門賞をいただいた際には、「“アイスタの未来を指し示す”というテーマを実現していた。GenZ(ひとつ上の先輩方の社内活動。Z世代に特化した冊子づくり)の想いを引き継ぎ、社内コミュニケーションの活性化に貢献した」というコメントをいただきました。
アイスタでは、新卒・中途問わず、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが働いています。
そうした多様性の中でこそ、私たちは「一緒に働く仲間を知ること」こそが、アイスタというチームを形作る上で欠かせないことであると信じています。
そしてこれからも、UNISTを未来のアイスタ文化の土台として育てていきたいと思っています。








