ビジネスアイデアを形に。卸業界の商習慣をデジタルで変えるサービスを共創
BtoBマッチングプラットフォーム「Nice2meet」
CLIENT
株式会社PALTAC


OVERVIEW
対面・展示会中心の新規開拓を、デジタルの力で変える。
株式会社PALTAC(パルタック)は、化粧品や日用品などビューティー&ヘルスケア領域を中心とする、業界でトップクラスのシェアを誇る卸企業である。全国に広がる物流網と倉庫機能でサプライチェーンを支える一方、新しいメーカーとの接点は展示会や対面の紹介といったアナログな手法が中心で、新規開拓の効率化が課題となっていた。
そこでPALTACは、メーカーとバイヤー(小売)をデジタルでつなぐマッチングプラットフォームの構築および、自社のDX化も視野に入れた構想を立ち上げた。博報堂アイ・スタジオは競合コンペを経て、このプロジェクトを受注した。
評価されたのは、サービス開発における「プロジェクト設計」。数多くのデジタルソリューションを構想から実現まで手がけてきた知見をもとに、まず小さく始めて検証を重ねながら段階的に育てていくアプローチを提案。理想を描くだけでなく、現実的に実現できる進め方を示したことが、信頼獲得につながった。


CREATIVE
クライアントとの共創で、新しいサービスを設計・開発する。
受注後はまず、要求仕様を固めることから着手した。リーンキャンバスを用いて「誰に」「どんな価値を提供するのか」を言語化することからスタートし、ペルソナの策定やカスタマージャーニーの設計を通じて、サービスを知ってから利用に至るまでの体験の流れ、そこで必要となる機能まで、一つひとつをワークショップ形式で整理。洗い出した機能は優先度で切り分け、本当に必要な機能だけに絞り込んでいった。そのうえで、それぞれの機能が業務プロセスのどこに介入し、どのような役割を果たすのか、特有の商習慣がある卸業界のビジネスフローへの理解を深めながら、具体的な形に落とし込んでいった。
また、利用者向けの機能だけでなく、PALTACの社内業務を支える機能も開発。サービス運用にともなう確認・管理の負荷を抑える仕組みをデジタル化した。要求仕様の段階からデザイナーやテクニカルディレクターが参加することで、実現性の高いUI/UXをスムーズに設計でき、限られた開発期間のなかでも、描いた構想を着実に実装することができた。


VALUE
デジタルの力と実現力が生み出した、新たなBtoBプラットフォーム。
メーカーとバイヤーをつなぐ、この大手卸企業として先駆的なマッチングプラットフォームは「Nice2meet」と名付けられ2026年春に公開。メーカーと小売業の出会いをDX化で支え、地域や規模の壁を越えて、これまで接点のなかった企業同士が新たにつながる場を生み出した。
構想アイデアを起点にクライアントと共創した本プロジェクトは、当社がデジタルにおける体験設計力と実現力を兼ね備えているからこそ、ひとつの新しいサービスプラットフォームとして形にすることができた。今後も、デジタルの力で新しい価値や事業を生み出すプロジェクトを、積極的に手掛けていきたい。
STAFF
更新
Business Producer
Kazuhiro Hara
Business Designer
Yasuyuki Imai
Producer
Yusuke Tsukiie
Director
Yuta Komatsu / Yui Kato
Integration Technical Director
Akihiko Kawasoe
Technical Director
Masaki Kitahara
Frontend Engineer
Miyu Nakamura / Mai Owada / Aiko Hosokawa
Backend Engineer
Hiroto Asada
Infra Engineer
Yusuke Sakurai
Art Director
Noriyuki Ohashi
Designer
Haruna Yamaoka / Sayaka Kanzaki
Project Management Office
Syunsaku Yoshioka
Verifier
Satoru Yoshida
Analyst
Lee Junghwan